さて今日はとうとう,今回の旅の目的であるアイルランドと北アイルランドの国境を目指します.
事前にネットで調べたところ,このような写真を見つけました.
google mapで国境をなぞりながら見て行くと,キリーン (Killeen) という街を発見.
恐らくここだろうということで,目的地をここに決めました.
ダブリンから車で1時間ほどで国境に着きます.
日本でいう高速道路は,国境など全く分からない雰囲気のまま国境を越えてしまいます.
私が目星をつけていた所にいくつか行ってみますが,壁どころか,国境がどこかもわからない平野ばかりです.
地元の人に聞いてみようか,,,
でもセンシティブな問題だから嫌がられたりするのかな,,,
などと心配しながら,ガソリンスタンドにいた少しこわもてのおじさんに聞いてみます.
「国境を見に来たんですが,この写真の場所ってどこか分かりますか?」
「ん?あー!それね!それ俺らが作ったんだよ!」
「え?」
「ブレグジットに反対するために,何もないところに壁を作って,それを壊すデモンストレーションをしたのさ!わざわざそれを見に来たのかい?まず国境は,,,,」
めちゃくちゃ細かく説明してくれました.
更におすすめの観光地やらなんやら色々教えてくれました.
やっぱり旅先では色んな人と関わるべきですね.
そしてお決まりの質問も来ました.
「どっから来たんだい?」
「中国です」
先日言われたからか,中国君が真っ先に答えました.
「ほう」
「あ,俺は日本です」
「おお!日本!日本はマジクールだよな!いつか絶対行ってみたいんだよ!!」
と,握手までされました.
イタリアに行く飛行機の中で知り合った中国の女の子が
「普段は日本人って言う」
スペインで横に座った中国人が
「私たちは日本人です」
そして昨日の中国君の
「私はオーストラリア人です.」
そして実際に明らかに差のある態度を目の前にして,日本にいる限りは感じることができない事だと思いますが,何か複雑な気分になりました.
とりあえず何もない平野ですが,ブレグジットに関する看板を見つけたので,
ここがホットな国境だということで写真を撮りました.
とりあえず今回の旅の目的達成です!
ダブリンに戻り,フェリーまで少し時間があるので,トリニティ・カレッジ・ダブリン (Trinity College Dublin) の図書館を見に行きました.
この球体どっかで見たことあると思ったら,
ヴァチカン美術館に置かれていたものと同じですね.→リンク
何か繋がりがあるんですかね.
世界で最も美しいと言われている図書館です.
ニュートンさんがいました.
イギリスに来たばっかりのころに,ニュートンさんの旅に出たのが懐かしく思い出されます. →リンク
私がいつも遊んでいる英語アプリ「英語物語」で,毎回起動時に出てくる「知識は力なり」 フランシス・ベーコンというのがあるのですが,多分この人ですね.
世界で最も美しい本と言われている,アイルランドの国宝,ケルズの書 (The Book of Kells)です.
どの辺が美しいのか私には分かりませんが.
その車内で
事前にネットで調べたところ,このような写真を見つけました.
google mapで国境をなぞりながら見て行くと,キリーン (Killeen) という街を発見.
恐らくここだろうということで,目的地をここに決めました.
ダブリンから車で1時間ほどで国境に着きます.
日本でいう高速道路は,国境など全く分からない雰囲気のまま国境を越えてしまいます.
私が目星をつけていた所にいくつか行ってみますが,壁どころか,国境がどこかもわからない平野ばかりです.
地元の人に聞いてみようか,,,
でもセンシティブな問題だから嫌がられたりするのかな,,,
などと心配しながら,ガソリンスタンドにいた少しこわもてのおじさんに聞いてみます.
「国境を見に来たんですが,この写真の場所ってどこか分かりますか?」
「ん?あー!それね!それ俺らが作ったんだよ!」
「え?」
「ブレグジットに反対するために,何もないところに壁を作って,それを壊すデモンストレーションをしたのさ!わざわざそれを見に来たのかい?まず国境は,,,,」
めちゃくちゃ細かく説明してくれました.
更におすすめの観光地やらなんやら色々教えてくれました.
やっぱり旅先では色んな人と関わるべきですね.
そしてお決まりの質問も来ました.
「どっから来たんだい?」
「中国です」
先日言われたからか,中国君が真っ先に答えました.
「ほう」
「あ,俺は日本です」
「おお!日本!日本はマジクールだよな!いつか絶対行ってみたいんだよ!!」
と,握手までされました.
イタリアに行く飛行機の中で知り合った中国の女の子が
「普段は日本人って言う」
スペインで横に座った中国人が
「私たちは日本人です」
そして昨日の中国君の
「私はオーストラリア人です.」
そして実際に明らかに差のある態度を目の前にして,日本にいる限りは感じることができない事だと思いますが,何か複雑な気分になりました.
とりあえず何もない平野ですが,ブレグジットに関する看板を見つけたので,
ここがホットな国境だということで写真を撮りました.
とりあえず今回の旅の目的達成です!
ダブリンに戻り,フェリーまで少し時間があるので,トリニティ・カレッジ・ダブリン (Trinity College Dublin) の図書館を見に行きました.
この球体どっかで見たことあると思ったら,
ヴァチカン美術館に置かれていたものと同じですね.→リンク
何か繋がりがあるんですかね.
世界で最も美しいと言われている図書館です.
ニュートンさんがいました.
イギリスに来たばっかりのころに,ニュートンさんの旅に出たのが懐かしく思い出されます. →リンク
私がいつも遊んでいる英語アプリ「英語物語」で,毎回起動時に出てくる「知識は力なり」 フランシス・ベーコンというのがあるのですが,多分この人ですね.
世界で最も美しい本と言われている,アイルランドの国宝,ケルズの書 (The Book of Kells)です.
どの辺が美しいのか私には分かりませんが.
ダブリン港に戻り,14:50発のフェリーでホーリーヘッドへ戻ります.
さよならアイルランド.
18:20にホーリーヘッドに到着し,ここから3時間かけて帰ります.
その車内で
「なぜ日本は中国や韓国と戦争をしたがるわけ?」
突然中国君が言いました.
「???」
「???」
「まったくそんな気はないけどなんで?」
「戦犯を祭る靖国に安部が行くのはそういうことだろ?」
「え?」
かなり衝撃でした.
やはりそういう風に映るんですかね,,,
「とりあえず日本は,戦争をする気はないし,そもそも平和で自由な生活が送れてるから,頼むからほっといてくれ,関わらんでくれ,と思ってるよ」
「平和で自由なの?国に情報統制されているのに??」
まさか中国の人に言われるとは思ってもいませんでした.
「中国や韓国みたいに情報統制はされてないよ?」
「え?靖国 とか検索できないでしょ?」
「戦争もエロも検索し放題ですよ?」
「え?…あれ?」
「少々政府やメディアの情報操作はあるかもしれないけど,少なくとも日本国民は,何かに縛られることなく自由には生活してるよ」
「え,,,そうなの,,,」
「まあ中国よりかは確実に自由やね」
「,,,」
「じゃあなんでアメリカにお金払わされてるの?お金払ってるのにアメリカの剣となって戦うのはなぜなの?」
「え? まず日本は自衛隊しか持たないから,アメリカの剣にはなれないよ.自衛隊しかないから,アメリカにお金を払って,日本の盾になってもらってるんやよ?」
「え? アメリカの言いなりになって,中国を攻撃しようとしてるんじゃないの?」
衝撃です.
どこをどう考えたらそうなるんでしょうか.
「むしろお金を払って,アメリカに守ってもらうことで平和に過ごしてるんやと思うよ? 靖国も,この平和のためにありがとう,っていう気持ちやと思うよ?」
「むしろお金を払って,アメリカに守ってもらうことで平和に過ごしてるんやと思うよ? 靖国も,この平和のためにありがとう,っていう気持ちやと思うよ?」
「とりあえず日本人は,平和で自由な生活を送りたいだけやと思うよ.逆に聞くけど,なぜ中国や韓国は日本にちょっかいを出すわけ?」
「,,,それは日本がお金を持っているからだよ」
「でしょ?つまり,ビジネスのためにちょっかいかけてきてるわけやん?」
「まあ,,,そうね,,,」
「やから日本としては,もう頼むからほっといてくれ,って感じなわけで,少なくともこっちからちょっかいを出す気はないと思うよ.」
「そうなのか,,,日本に住んでて幸せなの?」
「平和ボケするほどに快適やよ」
「,,,」
「おれ,中国を出てオーストラリアに移住したいんだ.」
どないやねん!
今までの上から目線中国押しはなんだったのか,,,
今までの上から目線中国押しはなんだったのか,,,
とりあえず私個人が思っている日本の真実は伝えることができましたが,ここまでに2時間を費やしました.
こんな風に思っている人がたくさんいると考えると,国同士のやり取りって,本当に難しいんでしょうね,,,
ちなみにこのやり取りを横で聞いていたL君は,今まで見たことないくらい興奮していました.
私は慣れない話を英語でし続けて,完全にオーバーヒートして旅の幕を閉じました.
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