イギリス - ニュートンを訪ねて - Grantham in UK


先日,土曜のドライブ先の話をしていたところ,車で1時間弱のところに,ニュートン (Sir Isaac Newton) の生家や,通った学校があると聞いたので,本日はそこに行ってきました.

ネットで情報を調べ,まず向かったのはグランサム (Grantham) という街.
ここにはニュートンが通った学校があり,壁にニュートンのサインがあるとのこと.
50分程度で難なくグランサムに到着し学校へ.



The King's School.
ニュートンが通った学校です.
ここを卒業後,ケンブリッジ大学に行ったようです.

とりあえずサインだけは見たいなー,と思い学校を一周しますが,入り口がない!
と言うか閉まっている!
まあ学校ですもんね.
当たり前ですね.

門のところで中を覗いていると,掃除をしているおじさん発見.
入りたそうな顔をして見ていると,寄ってきてくれました.
ニュートンのサインが見たいと伝えると,何やら誰かと連絡を取った後わざわざ門を開けてくれました.


右側に写っているのが,ニュートンが使っていた旧校舎.
卒業時に壁に名前を彫る風習があったらしく,その中にニュートンのものもあるそうです.




ここにあるよ,と教えてもらった窓の下にニュートンの名前を発見.

本人が彫ったものが残っているって,結構すごいことだと思うんですが,たまに見に来る人がいるくらいだそうです.
まあ学校ですしね.

おじさんにお礼を言い,次に向かったのが学校のすぐ裏にある教会.



St Wulframs Church.
相変わらず教会は迫力があります.



ニュートンが生家の壁にこの教会を彫ったということです.
ニュートンのこともちらほら書いてありました.
この後グランサムの街も見に行ってみましたが,普通の街でした.

次に向かったのが,ニュートンの生家.
車で更に20分ほど走ります.


到着.かなり田舎です.


ニュートンが生まれた部屋や


壁に彫られた教会.


ニュートンが作った日時計.



ニュートンがプリズムで光の分光実験を行った窓.
などなど,大して期待していなかったのですが,思ったよりゆっくり見てしまっていました.

そしてその庭には,


ニュートンが万有引力を発見した,有名なリンゴの木がありました.
本当にリンゴを見て着想したのかは懐疑的らしいですが,,,

おじいちゃんが,この木について色々説明していたのですが,この木から枝を取り,色々な所で接ぎ木によってニュートンの木が存在しているらしく,
「ケンブリッジ大学や,アメリカのマサチューセッツ大学,
最近ではリンカーン大学にも植えられました.」

!?

まさかこんなところでリンカーン大学の名前が出るとは思いもしませんでした.
今度誰かに聞いてみることにします.
ちなみにオリジナルは伐採されており,この木もオリジナルではないそう.

もう一つの建物には,色々な実験道具が置いてありました.



日本の科学館とかにもあるようなものですが,人が少なかったので色々遊んでるうちに,結構時間が経っていました.

天気も良く,今日は気持ちのいいドライブができ,ニュートン由来のものも色々見れた一日でした.



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