イギリス - 子供のころからの夢 ストーンヘンジ - Salisbury in UK


今日はバース (Bath) を観光し,そのあと待ちに待ったストーンヘンジ (Stonehenge) に行きます.

まずはバース観光.
取り合えず朝一,お風呂 (bath) の名の由来である,温泉に入りに行きます.



こちらがバース唯一の温泉施設,サーメ・バース・スパ (Thermae Bath Spa)です.


内部は撮影禁止なので,HPの写真を載せます.
見た目は完全にプールですよね.
ここに水着で入ります.
,,,生ぬるい.
熱くもなく,あったかくもなく,ぬるくもなく,生ぬるいです.
温水プールではなく,冷たくないプールです.

みんな気持ちよさそうに浸かっていますが,これは物足りなさすぎます.
下階には室内温泉(プール)もありますが,同様に生ぬるかったです.
サウナの階もあるのですが,人が出入りするのであまり温度が上がらず,噂と値段の割になんとも微妙な施設でした.


昼食はピザです.
おいしかったのですが,出てくるまでにかなり時間がかかりました.
よくある事なんですが,みんなそんなに時間に余裕があるんですかね,,,




バースのメイン通りでは,出店が並び,パフォーマンスなども行われていました.
ちょっとエディンバラを思い出しますね. →リンク





バースの建物は統一感があり,直線美や曲線美を感じられるものが多かったです.

次にバースの一番の見所に行きます.



The Roman Baths.ここが昔使われていた温泉施設で,お風呂の名前の由来になった場所です.
現在は見学のみとなっています.


こちらが源泉です.
「あなたの湯舟を8秒で満タンにできます!」とか書かれていました.
日本と違って,源泉がないから珍しいんでしょうね.


サウナも作ってあったようです.
作り方や,どのように使用されていたかが,分かりやすく映像で説明されていました.

バース.
温泉の町でした (棒読み).


さあ!それでは今回のメインのストーンヘンジに向かいます!
営業時間を確認すると,夏季は19時まで,冬季は17時までとなっています.
今は夏季シーズンなので,19時まで見られるはずですが,暗くなると嫌ですし,なんて言ったってここはイギリス,何があるか分からないので,17時前には着くように出発です.


途中謎の交通標識を発見したり,ゆるゆると移動していたのですが,ストーンヘンジの専用駐車場に着くと,なんと駐車場の柵が閉まっている!
そしてそこには
「17時までです」
と書いてある!
19時までちゃうんかい!しかもまだ17時にもなってないから!!

よく見ると柵の端に,車一台分の隙間があります.
まだ入場は可能ということみたいです.
大急ぎで駐車し,大急ぎでチケットセンターに行きます.
って全然まだ人いますやん,,,
なぜ駐車場を閉める必要が,,,

チケットを買い,専用シャトルバスで移動します.
バスはだだっ広い草原を進みます.
途中,日本の古墳のように,土を円形に盛ったものが見えます.
これも遺跡の一部だそうです.

そしてとうとう,,,とうとう,,,


ジャーン!ストーンヘンジ到着です!
子供のころに,父親が毎月買ってきてくれていた「学研の科学・学習」の本を読んで,世界七不思議に強く興味を持ちました.
その中でも,エジプトのピラミッド,イースター島のモアイ,ナスカの地上絵,そしてこのストーンヘンジが大好きでした.
子供心に,いつか見に行けたらな,,,と思っていたのを,今でも覚えています.

そのストーンヘンジが今目の前にあります.
イギリスがっかりスポット,石が並んでいるだけの場所と言われているのは知っています.
でも私の中では,ずっと来たかった場所の一つだったので,感動と満足感でいっぱいでした.


周りは完全な草原です.


ストーンヘンジは,作成法も目的も用途もわかっていませんが,太陽の動きと何らかの関係があると考えられています.
昔の人は,この建造物と太陽で,何をしようとしていたのでしょうか.

大満足の旅を終え,帰路に就きます.


帰り道のサービスエリアでKFCを見つけたので,今回の晩御飯に決定です.
いつも帰りにマクドナルドやバーガーキングを食べているのには理由があります.
近場の観光地は網羅したため,最近は遠出をしています.
今回も帰り道は3時間です.
イギリスは大きな道路が各街を結んでおり,日本でいう高速道路みたいなものです.
ちなみに無料です.
日本の高速のサービスエリアには,ご当地料理などがありますが,ここはイギリスです.

そうイギリスなんです

サービスエリアはあるにはあるのですが,その数は少なく,そこにあるのはファーストフード店ばかりなのです.
ということで,旅の帰りはいつもファーストフードになってしまうのです.
ただ,日本でもこちらでも,ほとんどファーストフードを食べない私にとって,旅行時のみ食べるこのファーストフードも少し新鮮ではあります.

L君宅に到着し,私は更に自分の車に乗り1時間かけてリンカーンに帰ります.
L君に運転のお礼を言い,自分の車に向かおうとした時です.
「あれ,,,鍵がないっす,,,」
L君がリュックの中身を全部出して探しています.
,,,ありません.
家の鍵,郵便受けの鍵などをまとめたキーケースが無いのです.

冷静に考えてみます.
朝にはキーケースはあった.
恐らく上着のポケットに入れた.
サーメ・バース・スパで水着に着替える時に,上着を脱いでロッカーの上の棚に放り投げた記憶が,,,

とりあえずいくら探してもなく,家に入ることができないので,あきらめて私の家に車2台で向かうことにします.
私が前を走り,ナビに従っていつもの道を帰ります.
と,まさかの高速道路が一部閉鎖,,,

実はこれもこちらではよくあります.
夜間だけ通行止めになるのです.
あきらめて回り道をして帰り,私の家に着くころには日が変わっていました,,,

L君との旅行は,よく行き来でハプニングが起こりますが,鍵紛失は新たなステージに進んだ感じがしますね.



後日談
L君は次の日上司に連絡を取り,怒られたり,面倒なことがありつつも新たな家の鍵をゲットできました.
サーメ・バース・スパに問い合わせたものの,
「無かったです」
と言われたそうです.




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