8/3日はスコットランド (Scotland) のエディンバラ (Edinburgh) を目指します．
エディンバラは，その街自体が世界遺産に登録されています．
昼前に到着し，駐車場で若干手間取りましたが，無事観光開始．
実は今エディンバラでは，6つものフェスティバルが同時に開催されるという，
1年で一番盛り上がる時期なのです．
観光をしながらフェスティバルも楽しめるという，
なんとも贅沢な1日です．
フェスティバルの一つ「fringe」．
旧市街と呼ばれるエリアのメインストリートの至る所で，パフォーマー達が（好きなように）パフォーマンスをしています．
スコットランドと言えばタータンチェックのスカートとバグパイパー．
でも私はやはりスカートには違和感を感じてしまいますね．
そんな人混みを楽しみながら，まず最初の目的地セント・ジャイルズ大聖堂 (St Giles' Cathedral)．
迫力のあるパイプオルガンと，なんといっても繊細なステンドグラスがきれいです．
恐らく新しい技術で作られたものだと思いますが，私はこちらの方が好きです．
カードゲームのカードにありそうな様々なデザインの人物が描かれていました．
次に，ヨーロッパで一番，世界で一番怖い場所とも言われている場所へ．
グレイフライアーズ・カークヤード (Greyfriars Kirkyard)．
教会の周りにあるお墓なのですが，ポルターガイストなどの怪奇現象が頻繁に起こるそうです．
昔捕虜として捕らえられた人がジョージ・マッケンジー（George MacKenzie）という管理者にひどい虐待を受けたそうですが，原因は捕虜の方ではなく，このジョージらしい．
2番目の写真がジョージの慰霊碑らしいのですが，ある時寒さに耐えかねたホームレスが，この扉を開けてしまってから，怪奇現象が起こるようになったとか，，，
ジョージが次の獲物を探しているらしいです．
ここをお祓いしたエクソシストが，その1週間後に心臓麻痺で死んだらしいです．
ちなみに，ハリーポッターの第1作，第2作はこの町で執筆されており，ヴォルデモート卿のモデルも，ここの墓石にあるらしいです．
そんな場所の墓石の上でランチ！！！
大胆にもほどがありますね．
まあ私も研究者なので，幽霊等は信じませんが，死者は敬うべきだと思います．
次にエディンバラ城
値段の割に大したことなかったですが，見晴らしは良かったです．
見えているのは新市街と呼ばれるエリアです．
ちなみにここにも，夜な夜なバグパイプを吹く幽霊が出るそうです．
はるか遠くに，世界遺産のフォース鉄橋 (Forth Bridge) も見えました．
次に写真撮影はできなかったのですが，
メアリー・キングス・クロース (The Real Mary King's Close) に行きました．
ここは昔，貧困層が貧困街の地下に築いた居住区で，異常な人口密度と，極度の不衛生な場所であったそうで，更にはペストの流行を食い止めるため，人ごと埋められてしまったという過去があります．
それを再度掘り起こして，見学ができるようになっています．
中にはひどい生活をしていた当時の様子や，ペストで亡くなった子供を供養する人形の山などがありました．
事前に予想していたよりはまともな居住区だったのですが，それでも当時はひどい状態だったのだろうなと，そして人ごと埋めるとか，，，
エディンバラ，恐怖スポット満載です．
次も写真撮影ができなかったのですが，せっかくなのでフェスティバルの出し物を見に行こうと，私のサーカスが見たいという意見と，L君の大人なものが見たいという意見を合わせて，ちょっと大人なサーカスを見に行きました．
宣伝の看板と，開始前の舞台はこちら．
実は私，シルク・ド・ソレイユというサーカスが大好きで，来日するたびに見に行っているのですが，今回のサーカスは違った意味で面白く，サーカスの新たな可能性を感じました．
セクシーな服装の女性や男性(!?)が，高難易度の演目をします．
しかも舞台が狭いので本当に真近で見ることができました．
ラスベガスにあるシルク・ド・ソレイユの演目には，同じようなものがあると聞いたことがあるので，いつか見に行ってみたいですね．
もう日は暮れてしまいましたが，エディンバラの夜は終わりません．
パブリックバーで騒ぎまくっている人達を横目に見ながら，
きれいにライトアップされたホテルや，新市街のランドマーク スコット記念塔 (Scott Monument) を見ながら
大きな音に振り向くと，エディンバラ城から花火が．
そしてエディンバラの締めくくりとして
カールトン・ヒル (Calton Hill) から見えるエディンバラ全貌の夜景です．
フェスティバルのうかれた雰囲気の中観光するのは本当に楽しかったです．
大満足の1日を過ごすことができました．
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