スイス - 雪山を求めて - Zermatt in Swiss

普段は器械体操,夏はダイビング,そして冬はスノボが私の趣味です.

「ヨーロッパ スノボ」で検索をかけた結果,スイス (Swiss) のツェルマット (Zermatt) が出てきました.
霊峰マッターホルン (Matterhorn) を臨みながら,その麓を滑るという贅沢さと,スノボで国境を越えて隣接するイタリアに行けるという響きから,行き先決定です.

ツェルマットは山岳地帯のため,飛行機で移動後に電車の長旅が必要です.
よく使われるルートとしては,スイスのチューリッヒ (Zürich) 経由,イタリアのミラノ軽油などが多いですが,スイスは物価が高いため,電車代も高くなります.
いつものように周辺空港への飛行機代,そこからの電車代,所要時間を検討したところ,イギリスからであれば,スイスのジュネーヴ (Genève) 経由で行けば一番効率がいいことが分かりました.
グーグルマップ先生大役立ちです.
1か月ほど前から計画を立て,今回は年休を2日使用して4日間の旅行計画です.

そしていつものようにL君宅経由で空港に向かいます.
今回はロンドン・ルートン空港 (London Luton Airport) からの飛行機です.
いつもなら空港の一つ手前の駅の駐車場に停めるのですが,ルートン空港には駅がないため,ルートン市街の駐車場に停めてバスで向かうことにしました.

4日間停めることができる駐車場があることを確認して,そこを目的地とします.
ルートンまでは難なく着いたのですが,またもや問題発生です.
ちゃんと調べてきたのに,駐車場が24時間までしか停められません.
周りを探すも時間制限のある駐車場ばかりです(イギリスはこのタイプが多いです).
どうしようか悩んでいると,大きなショッピングモールの駐車場には時間制限が書かれていませんでした.
神頼みで駐車場に入り,とりあえず駐車します.

説明看板を読みますが,制限時間の項目が見当たりません.
見当たらないなら制限はないのか?
でもショッピングモールに4日間とか停めれるのか?

時刻が朝9時で,ショッピングモールが開店前のため人気もありません.
と,駐車場内にある洗車場の従業員のお兄さんが通りがかりました.
「すみません,ここの駐車場は24時間以上停めれますか?4日間停めておきたいんですけど,,,」
「ん?停めれるよ?でも結構高くなるよ?いいの?」
「全然大丈夫です!ありがとうございます!!」
1日1000円,4日で4000円くらいです.
全然安いです!

そこからルートン駅前のバスターミナルまで歩き,乗り場番号を聞き,いざ空港へ.
ちなみにバスの支払いも銀行のカードで出来ることを知り,スマートに支払います.


初ルートン空港.
これでロンドンの主要4空港,ヒースロー,スタンステッド,ガトウィック,ルートン制覇です.(ロンドン・シティ空港もありますが,こちらは小型ジェットだけです.)


今回は毎度おなじみライアン航空ではなく,easyJetという航空会社を使います.
単にライアンが就航してない路線だったからですが,easyJetも格安LCCなので,お値段はかなり安いです.
あとライアンほどグランドアテンダントさんが怖くないです.

ルートン空港12時発の飛行機で,ジュネーヴ・コアントラン国際空港 (Genève Aéroport)に13:40着.
思ったより寒くない.

空港直結の駅で切符を買います.
まず16:20発の国鉄に乗りヴィスプ (Visp) に18:53着.
そこで19:08発の登山鉄道に乗り換えて,20:14着のツェルマットを目指します.

ヴィスプまで2時間30分.
そこからツェルマットまで1時間.
乗り換え時間合わせて4時間の電車の旅です.




最初は草原が広がり,その後レマン湖 (Lac Léman) が見えてきます.
このレマン湖はスイスとフランスの国境になり,対岸に見えているのはフランスです.
そのうち遠くに雪をかぶった山々が見え始めました.

普通ならこんな風景をのんびり眺めるのが,旅の楽しみ方なのかもしれません.
ただそういうのは私達にはあまり合わないらしく,L君とひたすらにしゃべっていました.
空港までの3時間,電車での4時間.
話題も尽きず,笑いながら話をし続けることができる旅仲間を見つけれたことが,今回の留学の最大の幸運にして,収穫だと思っています.


ヴィスプに着くころには外は真っ暗で,もう車窓を楽しむ事はできません(楽しんでませんが).
ここで登山鉄道に乗り換えます.

そして1時間後には目的地ツェルマットに到着です.



横に停車していた電車がマウント富士号でした.
25周年記念だそうです.
何のことかは後々明らかになります.



夜着いているので街の全貌は分かりませんが,きれいな街,という感じです.
そして足元に雪が無いことに驚きました.軽くウィンドショッピングしながらホテルを目指しますが,値段がおかしいwww
レストラン高いw
服高いw
マクドも高いw
そこら辺にある高級時計屋さん高いどころじゃないw

まあ取り合えず,街観光も明日以降です.


有名な写真撮影スポット,その名もずばり「日本人橋」.
日本人がよく写真を撮っているからついたとかなんとか,,,
本来はここからマッターホルンが綺麗に撮れるのですが,今日は夜なので見えません.


本日の宿に辿り着き,明日からのスノボに備えてゆっくり休みます.



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