アメリカ - 魔法にかけられて ロケ地巡り - New York in US


ニューヨークウロウロ後編です.
映画のネタバレがあるので,念のためご注意を.

後輩と別れ,すぐには美術館には入らず,まずはその周りのセントラルパークを散策してみます.


公園内にはやたらとリスがいます.
日本で見つけたら,子供が大喜びですが,アメリカでもイギリスでもリスは害獣扱いのようです.


公園内の池が凍っています.
ニューヨークめっちゃ寒いです.
ところどころ穴があるんですが,何人かが氷の上に立とうとしていました.
チャレンジャーですね.


なぜか公園の一角に,不思議の国のアリスの大きな銅像があります.
この物語は,イギリスに由来がある場所が多かったですね.
世界観はかなり好きです.


公園の南側では,高層ビル群をバックにアイススケートをしていました.

実はセントラルパークは,「魔法にかけられて」(英名:Enchanted) のロケ地が多くあるということで,そこを目的に周ってみることにしました.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

映画中「想いを伝えて」という曲に合わせてミュージカル調に話が進むのですが,その多くの部分が,ここ,セントラルパークで撮られています.

まずは踊り序盤の建物 The Dairy Visitor Center and Gift Shop.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

主人公ジゼルが芝生を駆け巡るシーンと,ピクニックのシーンで使われている Sheep Meadow.広い芝生の広場です.
冬季は入れなくなっていたので,少し遠方から望遠で撮影.

この作品はディズニー映画の多くの場面をオマージュしているらしく,
駆け巡るシーンは,「サウンドオブミュージック」の山で歌っているシーンですね.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

おじいちゃんおばあちゃんが,華麗なタップダンスを披露するシーン.
実は有名なダンサーらしいです.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

軽快な音楽をバックに二人でボートに乗るシーン.
今は冬で,池は凍り付き,木々も枯れ木状態です.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

少し場所はズレていますが,新郎新婦と踊ったり,ストリートパフォーマーと踊ったりする広い道です.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

ドイツの民族衣装(?)っぽい人たちと踊るシーンのベルヴェデーレ城 (Belvedere Castle).
道順間違えて行けずじまいでした.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

多くのダンサーなどを引き連れてこのボウ・ブリッジ (Bow Bridge) を渡って

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

最後はベセスダ・テラスと噴水 (Bethesda Terrace) でフィナーレです.

途中でiphoneの電源が切れ,グーグルマップが使えなくなるというアクシデントにもめげずに頑張りました.
寒すぎてバッテリーの消費が激しいんです.
達成感満載です.


周った場所です.
こう見ると大したことないんですが,この公園,めっちゃ広いです.
完全に舐めてました.
明日からの仕事のために,今日は軽い散歩程度に考えていたんですが,めっちゃ歩いてしまいました.
それなのに公園の半分しか回れていないという恐ろしい公園です.

ちなみに,これ以外のシーンでいうと,

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ


魔法の国アンダルシアとつながっているのは,タイムズスクウェアのマンホールです.
ずっと逆向いて探していたので,見つけるのに時間がかかりました.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

悪い魔女もここから出てきて,歩行者をドン引きさせます.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

エドワード王子とデートしていたのが,今日の朝行ったブルックリン橋ですね.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

話のクライマックス,舞踏会が開かれ,悪い魔女と対峙するのがこのウール・ワースビル.
特に観光地ではないことを知らず,入っていったら警備員さんに「こんなところに何しに来たの?」って言われてしまいました.

ついでにオマージュな部分も紹介.
先程の「サウンドミュージック」に続き

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

大広間での舞踏会.
「美女と野獣」

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

悪い魔女にリンゴを食べさせられて,死んでしまいます.
でも真実の愛のキスで目覚めます.
「白雪姫」ですね.
目覚めたのはエドワード王子のキスではなく,ロバートでしたが.
そしてキスが12時までの期限付きだったのは「シンデレラ」ですかね.

          ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

悪い魔女は正体を現してドラゴンになります.
「眠れる森の美女」のラストですね.
でも連れ去られたのはロバートです.

    ©2007 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

連れ去られたロバートを助けるため,ジゼルは履いていた靴を脱ぎ棄て,剣を持って追いかけます.
この描写は完全に「シンデレラ」ですね.

と,映画の話はこれくらいにしておきます.


公園の南側に行った時に,ついでにいくつか建物を見に行きました.
こちらはティファニー (TIFFANY) 本店ですね.


近くには,ブルガリ (BVLGARI) と並んで,真珠のミキモト (MIKIMOTO) がありました.
伊勢で真珠の加工工場とか行きましたけど,こんなグローバル企業だったとは,,,



たまに話題になるトランプタワー (Trump Tower).
まあ,見に来ただけです.


あとは公園の南側から,メトロポリタンミュージアムに戻るわけですが,こんな道をひたすら歩きます.
半分くらい歩いたところで,遠回りになっても地下鉄に乗っておくべきだったと後悔しました.



やっと戻ってこれました,メトロポリタンミュージアム.
ところがもう閉館まで1時間もありません.
セントラルパークの想定外の広さにやられました.

しかも,寒さでiphoneの電源が尽きてしまったので,見所を調べることすらできません.
とりあえず入って,係の人に見所を聞きながら進みます.



色々聞きながら,早足で見て回りましたが,結局見たことがあるのは,ゴッホの自画像だけでした.
ちなみにもう一枚は,ゴッホの自画像の裏に描かれている絵です.
お金が無かったから,気に入らない絵の裏に自画像描いたらしいです.

美術に全く興味の無い私ですが,実はここ,メトロポリタンミュージアムには一度来てみたかったのです.
というのも,幼稚園の頃,NHKのみんなのうたでよく流れていた
「メトロポリタンミュージアム」という歌が大好きだったからです.
最後に女の子が絵の中に閉じ込められるという歌なので,ネット上では,怖いとかトラウマとか言われている,不思議な雰囲気の歌です.

とりあえず目標は達成できたので,明日以降に疲れを残さないよう,
早めに帰って就寝しました.



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