本日は,マルタ島の北にある小さな島,コミノ島 (Comino) のブルー・ラグーン (Blue Lagoon) に向かいます.
陸路と海路の選択肢がありますが,海が好きな私はもちろん海路で.
ホテルからバスですぐの場所に,フェリーターミナルがあります.
コミノ島や,そのすぐ隣のゴゾ島 (Gozo) に向かうたくさんのフェリーが停まっています.
自分の船を見つけ乗り込みます.
船は予定を15分ほど遅れて出港.
船の写真を撮り忘れたので,帰りのものを後で載せます.
ネットでは,出発が2時間近く遅れたとか,ちんたら走るから島まで1時間くらいかかるとか,ご飯がまずいとか散々書かれていましたが,陸路で行っても同じくらいの時間がかかります.
航行中ドリンク飲み放題で,到着後に昼食まで出て,往復2時間の航行で3000円程度は破格だと思うのですがね,,,
スリマとヴァレッタの間を抜けて海に出ます.
ヴァレッタは晴れた昼見てもかっこいいですね.
船の中はこんな感じ.
基本みんな自由です.
船は晴天の中をゆっくり進みます.
強い日差しと潮風がなんとも心地よいです.
強い日差しと潮風がなんとも心地よいです.
ぼーっと海を眺め,いいなと思った風景を写真に収めていきます.
と,,,
「おい,そこのお前!お前だ!」
と後ろから少しドスの効いた女性の声が.
振り返ると完全に目が合っています.
え?俺?
振り返ると完全に目が合っています.
え?俺?
「そんな良さげなカメラを持っているのに,私を撮らないとはどういうことか!お前の目は節穴か!」
????
英語の意味は分かったのですが,状況がつかめない.
でもポーズをとっているので,とりあえず撮影.
英語の意味は分かったのですが,状況がつかめない.
でもポーズをとっているので,とりあえず撮影.
「その写真大事にしろよ!ガハハハハー!」
と去っていきました.
友達らしき人が笑いながら
友達らしき人が笑いながら
「ソーリーw」
と言ってついていきました.
その後も甲板でゆっくり写真を撮っていたのですが,この女性の豪快な声と笑い声がずっとどこかから聞こえていましたね.
船は1時間ほどでブルー・ラグーンへ
その後も甲板でゆっくり写真を撮っていたのですが,この女性の豪快な声と笑い声がずっとどこかから聞こえていましたね.
船は1時間ほどでブルー・ラグーンへ
ブルー・ラグーンの名の通り,きれいなエメラルドグリーンの入江です.
ここに到着後,船で昼食なのですが,おいしくないと聞いていたので,さっさと下船します.
船着き場がこんな感じ.
海はすごくきれいのですが,陸地は砂浜がほとんどなく,大部分が岩場.
子供と来るにはちょっと危ない感じです.
事前の調べでマリンブーツ必須とあったので,ちゃんと持ってきました.
子供と来るにはちょっと危ない感じです.
事前の調べでマリンブーツ必須とあったので,ちゃんと持ってきました.
泳ぐところはこんな感じ.
みんな狭い砂浜に集中するので,そこだけが人だらけです.
みんな狭い砂浜に集中するので,そこだけが人だらけです.
とりあえず貴重品をロッカーに預け(開け閉め自由な有料ロッカーがあります),パラソルとイスを借りてのんびりします.
パラソルを借りない人たちは,こんなふうに岩場にバスタオルです.
さすがにこれは熱そうで痛そうで焼けそう.
チキンのロールっぽいものを購入し,とりあえず腹ごしらえ.
もうこの頃には手の色がかなり黒くなっていますね,,,
もうこの頃には手の色がかなり黒くなっていますね,,,
ここでは水中メガネのレンタルがないので(なぜでしょうね?),スリマで500円の安物を購入して持ってきました.
海水が入ってきますが,まあ一日の使い捨てならこの値段のもので十分です.
海水が入ってきますが,まあ一日の使い捨てならこの値段のもので十分です.
向かいに見える洞窟まで泳いでいくことができます.
更にその洞窟を抜けて,島の外まで出ることができます.
カメラが防水じゃないので写真はありませんが,とりあえず行ってみました.
まず海ですが,水の透明度は抜群ですが,何もいません.
サンゴ礁どころか,魚すらほとんどいません.
そして浅瀬になると岩場になり,ゴツゴツでめちゃくちゃ滑ります.
マリンブーツを履いていても滑ったので,裸足やサンダルの人達は相当きついでしょうね.
更にその洞窟を抜けて,島の外まで出ることができます.
カメラが防水じゃないので写真はありませんが,とりあえず行ってみました.
まず海ですが,水の透明度は抜群ですが,何もいません.
サンゴ礁どころか,魚すらほとんどいません.
そして浅瀬になると岩場になり,ゴツゴツでめちゃくちゃ滑ります.
マリンブーツを履いていても滑ったので,裸足やサンダルの人達は相当きついでしょうね.
洞窟は思ったより暗く,水の対流がないのでここだけ水が濁っていて,視界 2 m くらいです.
海面に顔を出さないと,向かいから泳いでくる人を把握できない感じです.
そして島の外に出ると,水深は一気に深くなり,水の色も真っ青に変わります.
頑張って潜ろうとして,うまく潜れない人たちを横目に,華麗に潜水.
足ヒレがないのでうまく潜れませんが,それでも海底を覗ける程度までは潜れます.
何かいないかと岩の隙間などを探しましたが,ほんとに何もいません.
飽きたので戻っていると
「すげー,あの人下まで潜ってたで」
「あんたもあれくらい潜ってみーや」
とか聞こえてきました.
いやいや,それほどでも,,,と少し照れながら洞窟を戻ります
,,,って違う!めっちゃ日本語やん!っていうか大阪弁やん!!!
気付くのに本当に時間がかかりました.
やはりいくら離れても,母国語は身近ですね.
わざわざ戻って褒めてくれた人に話しかけるのは微妙なので,そのままスルー.
いやいや,それほどでも,,,と少し照れながら洞窟を戻ります
,,,って違う!めっちゃ日本語やん!っていうか大阪弁やん!!!
気付くのに本当に時間がかかりました.
やはりいくら離れても,母国語は身近ですね.
わざわざ戻って褒めてくれた人に話しかけるのは微妙なので,そのままスルー.
ところがこの後も,結構日本語を耳にしました.
ここには結構来ているみたいですね.
何人かとは軽く話したりもしました.大学生が多い感じです.
パラソルに戻ってきてまたユルユルします.
みんなインスタ映えしそうな,パイナップルをくりぬいたコップでジュースを飲んでいますが,無駄に高いので私はおいしくフルーツをいただきます.
貸出ロッカーの場所を忘れて悩んでいると,係のおっちゃんがニヤニヤしながら,手首にまかれたタグを見て
「お前のロッカーはここだー!」
と教えてくれて,そこから話が弾み仲良くなったり,パラソルを貸し出しているお兄ちゃんから毎度恒例の「日本人はマジでいい客」話を聞かされたり,ちょっとウトウトしたり,久々に体と心をゆっくり休められた気がします.
やはり海はいいですね.
やはり海はいいですね.
船に戻る時間になり,ブルーラグーンを後にします.
乗るときに撮り忘れた,キャプテン・モーガン号です.
行きと変わらず,みんなビールを飲み甲板では若者が騒いでいました.
と,一人の女性が話しかけてきました.
「あなたのサングラスのデザインいいね!その靴もすごく素敵だわ!」
好きなアーティストがつけていたサングラスに似たデザインを探したので,少し特徴的な形のサングラスと,実はマリンブーツではなく,足袋型のロッククライミングシューズを履いていたので,それを褒めてくれたみたいです.
こちらの方は,初対面でも本当に気さくに声をかけてくれます.
一人旅にまだ慣れていない私には本当にありがたいです.
ちなみに私との会話後,彼氏っぽい人に怒られていました.
そこは許されないんですね.
こちらの方は,初対面でも本当に気さくに声をかけてくれます.
一人旅にまだ慣れていない私には本当にありがたいです.
ちなみに私との会話後,彼氏っぽい人に怒られていました.
そこは許されないんですね.
サングラスと言えば,このお気に入りのサングラスが錆びたら嫌だなと,海用の超安物サングラスをローマで買ったのですが,アテネの空港で無いことに気付きました.
しょうがなく,マルタで再度超安物サングラスを買ったのですが,昨日のダイビングショップに忘れてきました.
ということで,この旅でサングラスを2個無くし,お気に入りのサングラスを海に着けていくはめになりました.
さすがに無くしすぎで反省してます.
(お気に入りが無くならなくてよかったです)
しょうがなく,マルタで再度超安物サングラスを買ったのですが,昨日のダイビングショップに忘れてきました.
ということで,この旅でサングラスを2個無くし,お気に入りのサングラスを海に着けていくはめになりました.
さすがに無くしすぎで反省してます.
(お気に入りが無くならなくてよかったです)
ホテルに戻り,予約していたシャトルバスでマルタ空港に向かいます.
そして最後のミッション,免税にチャレンジします.
荷物を預け,いざTax refund service へ!
荷物を預け,いざTax refund service へ!
「ちょっと用事で出かけているので,30分後くらいに戻ってきます」の張り紙.
ええー,これ時間ギリギリの人だったらアウトですやん.
まあ時間は十分あるので,まずは夕食を済ませます.
まあ時間は十分あるので,まずは夕食を済ませます.
ラザニアにしてみたんですが,久々のハズレでした.
ちなみに小さいように見えて結構密度が高くお腹いっぱいです.
ちなみに小さいように見えて結構密度が高くお腹いっぱいです.
ということで再度Tax refund service へ!
他の空港のようにカウンターがあるのではなく,個室に机と椅子があり,面と向かって話す感じです.
「免税を申請したいんですけど」
「次の行き先は?」
「イギリスです.」
「イギリスはEU加盟国だから,免税適応外だよ.」
「それは知っているんですが,イギリスから1年以内に出国することを証明できれば,免税が受けれると聞いたんですが?」
「ん?なんだそれ?,,,いや,ちょっと待てよ,いつからイギリスにいるの?」
「5月です.」
「それでいつ日本に帰るの?」
「次の4月ですね.」
「なるほど.それなら筋は通っているね.できるか保証はできないけどチャレンジしてみよう.」
ということで,ハンコはもらえました.
本当はもっと色々なやり取りがありつつ,私のつたない英語が伝わりきらずを繰り返したんで,結構時間がかかったんです,,,
後ろに誰も待っていなくて良かったです.
本当はもっと色々なやり取りがありつつ,私のつたない英語が伝わりきらずを繰り返したんで,結構時間がかかったんです,,,
後ろに誰も待っていなくて良かったです.
「次同じことをやれる自信がないですね,,,」
「大丈夫だよ,君の英語うまいから伝わるよ!」
さっきまでめっちゃ困惑してましたやん.
こちらの人の「君の英語はうまい」は信じないようにしてます.
こちらの人の「君の英語はうまい」は信じないようにしてます.
さて,無事全てのミッションを終え,後は飛行機に乗るだけです.
と,待っている人の中に一人だけアジア人がいました.何度かチラチラと目が合います.
日本人なら話しかけるんだけど,確証が持てないな,,,などと考えていると,カバンにお守り発見.
多分あの形は日本独自の文化だよな,,,
「こんにちは」
「あ,やっぱり日本の方ですか!」
「私も確信が持てなかったんですが,お守りがあったので」
「私も日本人かなと思ったんですが,結構黒かったのでもしかしたら違うかと,,,」
そう,実はこの旅の中でも,最初は中国人と間違われていたのですが,後半タイ人やベトナム人と間違われていたんです.
やっぱり視覚って重要ですね.
やっぱり視覚って重要ですね.
こちらの方は何とマルタに語学留学中.
旅行で友人のいるイギリスに行くとのこと.
旅行で友人のいるイギリスに行くとのこと.
飛行機の搭乗開始が遅れていたので,色々話していました.
それにしても南国に留学とは羨ましい.
結構遅れて搭乗開始.
今回ももちろんライアンエアー.
ちなみに先程の方は,荷物重量オーバーで追加料金を喰らう羽目に,,,
22時前にマルタを出発し,イギリスのイースト・ミッドランズ空港 (East Midlands Airport) に着いたのは0時を過ぎていました.
帰ってきた最初の感想は
それにしても南国に留学とは羨ましい.
結構遅れて搭乗開始.
今回ももちろんライアンエアー.
ちなみに先程の方は,荷物重量オーバーで追加料金を喰らう羽目に,,,
22時前にマルタを出発し,イギリスのイースト・ミッドランズ空港 (East Midlands Airport) に着いたのは0時を過ぎていました.
帰ってきた最初の感想は
「さっぶ!!」
深夜というのもありますが,体感温度の差が激しすぎます.
寒さで死にそうになりながら入国審査を待ちます.
先程の日本人の方は,友達を待たせてしまっていると大焦りです.
無事入国をし,日本人の方に別れを告げます.
深夜というのもありますが,体感温度の差が激しすぎます.
寒さで死にそうになりながら入国審査を待ちます.
先程の日本人の方は,友達を待たせてしまっていると大焦りです.
無事入国をし,日本人の方に別れを告げます.
さて,こんな真夜中,ここからどうやって帰るのかということですが,実はイースト・ミッドランズ空港はノッティンガムのすぐ近くなのです.
ということで,L君が迎えに来てくれました!
実に5日ぶり!短か!
ということで,L君が迎えに来てくれました!
実に5日ぶり!短か!
でも本当に助かりました.
この日はL君宅に泊まらせてもらい,次の日にノッティンガムのチャイニーズスーパーで日本の食材をゲットして,リンカーンまで戻りました.
これで長かった私の夏休み旅行は幕を閉じます.初めての長期一人旅,しかも海外.
思っていたよりも色々な経験ができ,また一つ日本の既成概念の殻を破れたかなと思います.
思っていたよりも色々な経験ができ,また一つ日本の既成概念の殻を破れたかなと思います.
ちなみに疲れのせいか,イギリスの寒さのせいか,数日間体調を崩したというオチつきです.
悪化はしなかったのでご心配なく.
悪化はしなかったのでご心配なく.
後日談
ちゃんと免税の審査を通ったようで,お金が振り込まれていました.
コメント
コメントを投稿