イタリア - ライアンエアーとおいしい料理 - Rome in Italy


更新がかなり遅れましたが,日にちを操作して少しづつアップしていきます.

教授から「ちゃんと夏休みをとるように」と言われたので,複数の国への旅行を計画しました.
その初日,まずはイタリア (Italy) のローマ (Rome) に移動します.
今回もL君が同行しますが,L君は既に夏休みを取得していたため,前半のみの参加です.

前回と同じく,分単位のスケジュールを立てました.
と言っても,飛行機や電車が遅れることを想定して,そういう部分には余裕を持たせました.
フランス旅行の教訓ですね.
今回は旅行期間が長いため,電車の乗り継ぎや飛行機との繋ぎなど,旅行計画に相当時間がかかりました.
そのおかげで,観光地を効率的に巡れる,安上がりな旅行計画の立て方がだいぶ分かったと思います.

前日からL君宅に泊まらせてもらい,車でスタンステッド (Stansted) 空港に向かいます.
空港の駐車場に停めるとかなり高額になるので,一つ手前の駅の駐車場に停めます.
L君が洗濯機で乾燥させようとした靴が取り出せないハプニングで少し出遅れつつ(イギリスの洗濯機については,ブログで書けたらまた書きます),2時間半ほどで目的の駐車場に到着.
が,めちゃくちゃ小さい!そして満車
まずい!しかも細長い駐車場の奥まで行くと,バックでしか戻れない!
無駄に時間がかかる,これはまずい!
急いで他の駐車場を探します.
グーグルマップで探すと,隣の駅には大きそうな駐車場がありそう!
でもそこがいっぱいだったら飛行機の時間がかなり危ない,,,
飛行場の駐車場に停めることも視野に入れながら移動した先には,,,
めちゃくちゃ大きな駐車場がありました.
空港に行く人はここに停めてる感じでした.
次からはここに停めます.

車を停めて大急ぎで駅に移動し,電車のチケットを購入.
電車が1時間ごとしかないのを確認していたので焦りましたが,何とか目的の電車に間に合いそうです.
早速時間に余裕を持たせていた効果が出ました.
駅員さんにどのホームか聞くと,B番線だということで,B番線に向かっていると,電光掲示板にはA番線の表示が,,,
あわててA番線に戻って駅員さんに再度尋ねると,
「あ,いまA番線に変わったね」
海外の電車はこれが本当に怖いです.

何とか目的の電車に乗れ一安心.
空港に到着し,チェックインをします.
今回利用するのは,ヨーロッパの格安LCC ライアンエアー (Ryanair) です.



ありえないほどの低料金設定ですが,座席の指定や荷物のサイズで料金が加算されるシステムで,何よりも恐ろしいのが,チェックイン忘れ,チケットのプリントアウト忘れ(自分でプリントアウトしなければなりません),荷物のサイズオーバーなどは,その場で結構な追加料金を徴収するというシステムです.
ここは念入りに事前確認をしていたのですが,実際現地に行くとやはり勝手が効きません.
まず預入荷物は,自分で重さを測り,タグをつけます.
それを自分で飛行機まで持っていき預けるシステムです(空港によります).

荷物検査を終え,出国手続きを済ませ,どこか気が緩んでいたんだと思いますが,ゆっくり昼ご飯を食べていたら,いつの間にか電光掲示板には最終搭乗受付中の文字が!
急いで移動しながら,念のため途中のカウンターで,荷物は自分たちで持っていくのか尋ねたところ
「なんであなたたちここまでその荷物持ってきてるの!?」
と怒られました.
いやいや,持って行けって言われたんですけど,,,
とりあえず搭乗口まで行くと,4人家族が荷物の追加料金で揉めていました.
その流れで私たちを見たグランドアテンダントさんが
「ん?なんだその荷物?お前らも追加料金な,ちょっと待ってろ」
みたいな超高圧的な態度.
ああ,やっぱり追加料金か,,,
と半ばあきらめていると,もう一人のグランドアテンダントさんに,
「その子たちの荷物はタグが付いてるじゃない,自分で飛行機までもっていって早く乗り込んでくれる?」
と言われました.
連携の取れてなさに驚きながら,とりあえず追加料金は払わずに済みました.
ちなみに,超高圧アテンダントさんは,更に後から来た乗客に対して,
「時間ギリギリだからお前らは乗せねー!」
みたいに叫んでました.
結局乗れたみたいですが,,,
ちなみ4人家族は4人分の追加料金を払わされていました.
ライアンエアー色々な意味で恐るべしです.

スタンステッド空港を予定より少し遅れて13:30頃に出発.
座席はお金をかけずランダムだったので,L君とは離れるはずだったのですが,偶然にも一人を挟んで同じ列の座席に.
間にいた中国人の女の子が席を変わってくれました.
これを機にその子との会話が始まったのですが,どうやら日本に興味があり,日本語の勉強などもしてるみたいで,ものすごい勢いで話しかけてきます.
英語の勉強にはなりましたが,飛行機で寝る計画は崩れ,2時間ぶっ続けの英会話教室になってしまいました,,,
ローマのシャンピーノ (Ciampino) 空港に到着するころには,かなり体力が削られていました,,,
入国審査の際,その女の子がビザを準備しだしたので,あれ!?イタリアってビザいったっけ!?とかなり焦ったのですが,日本のパスポートなら不必要でした.
日本のパスポート素晴らしい.
というよりも,中国が必要なことに少し驚きました.
その子はイタリア以外にも大量のビザを持っていました.


シャンピーノ空港は地方のLCC用の小さな飛行場です.
入国審査を終え,シャトルバスでローマの中心の駅,テルミニ (Termini) 駅へ


英語では Rome なのですが,イタリア語では Roma らしいです.
ここから徒歩ですぐのスマートホテル (Smart hotel)に移動し,まずは夕食に.
L君がグーグルマップで見つけ出した評判の良いお店へ.
少し前にフランスの治安の悪さを目の当たりにしてきた二人,イタリアもスリの巣窟だと聞き,恐る恐る街を歩きますが,フランスのような誰かに狙われている感はなく,意外と安全そうな雰囲気でした.
そしてローマの中心街にしては,少し殺風景で閑散としていました.

レストランに到着し,陽気な店員さんに促され席へ.


メニューはイタリア語ですが,なんと写真付きでした.
ヨーロッパではかなり珍しいと思います.
そして安い!




先程の陽気な店員さんにピザとパスタとリゾットのおすすめを聞き,出てきた料理のお味は,,,
おいしい!!
全部おいしかったです!
この後イタリアで色々食べますが,ここの料理が一番おいしかったと思います.


食べ終わった後に不思議な小さなグラスが出てきました.
匂いからアルコールが入っていることはわかります.
少し飲んでみると,,,
これもおいしい!
私アルコールが飲めないのですが,これなら飲めるなーとか言っていると,L君に止められました.
相当きついお酒だと思うということです.
確かに少ししか飲んでいないのに,のどがやたら熱くなります.
お酒は体質的に飲めませんが,テキーラやウォッカなど,少量をゴクッと飲んでる人たちは,この感覚を楽しんでるんだと分かりました.

ちなみにこの後お会計を頼んだのですが,いっこうに来ません.
ネットで調べると,イタリアでは急かしてお金を払わさないようにゆっくり来るのだとか,,,
いや,そんなのいいから早く支払いさせてw

夕食後,少し時間があったので,街の散策ついでに明後日行く予定ではありますが,コロッセオ (Colosseo) の夜景を見に行きました.
電車でも行けるのですが,夜のローマの町を感じるべく,歩きで向かいます.
少し余裕が出てきています.
そしてここでも危ない雰囲気は全く感じませんでした.


向かっている途中に,えらく神々しい広場がありました.
共和国広場 (Piazza della Repubblica) というらしいです.
これ以外にも,古そうな建物や,彫像が飾られた建物などが街の中にパラパラあり,少し不思議な印象です.



そして夜のコロッセオです.人がまばら程度にいました.
入場に行列ができるので,朝一必須と言われる割には人が少ないな,とか考えながら,夜景のカメラの設定を練習してみたり,ジョジョ立ちで写真を撮ったりした後に,とりあえず1周しました.

帰りは切符の買い方の練習もかねて,地下鉄でテルミニ駅まで戻り,明日に備えて就寝しました.



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