フランス - ルーブル美術館 大聖堂 凱旋門 - Paris in France


フランス最終日.
今日も盛りだくさんの行程です.

まずはモナ・リザで有名なルーブル美術館に向かいます.
まず先に言っておくと,私は美術に関心が薄く,美的センスもありません.




モナ・リザを見るためには朝一番がいいということで,ホテルから徒歩で向かいます.
事前予約をしており,一番列が短いという パッサージュ・リシュリュー入り口から入りました.


スリ対策のためにも,足の体力温存のためにも,荷物は地下の無料ロッカーに入れたかったのですが,とりあえずモナ・リザで無駄な時間を消費しないために,直接モナ・リザに向かいます.
設置されている部屋,というか建物自体が変更になっていましたが,人の流れがあったので迷うことなく進み,かなり先頭集団に入ることができました.
ほとんど並ぶことなくモナ・リザへ.後ろには長蛇の列です.


…あ,うん という感じです.
ちなみにお決まりの中国人観光客の妨害により,真ん前で撮ることができませんでした.
この後,ほぼすべての部屋を見て回りましたが,名画なのはわかりますが,何が名画中の名画なのかは全く分かりませんでした.
とりあえずフロアマップに名画として挙げられていたものを載せてみます.








めんどくさいので,作者と作名が気になる人は調べてください(興味の無さの表れ).
美術とか歴史の教科書で,見たことあるようなないような,,,という感じです.


モン・サン=ミシェル修道院のてっぺんにいた,大天使長ミカエルさんを発見しました.
モンサンで見ていなければ絶対に気付いていないですね.

絵はてんでダメですが,彫刻はまだ楽しめました.
その中でも一番興味が持てたのが


サモトラケのニケ.
北欧神話が好きなので,羽のあるものに反応するんですかね.
この彫刻は飾り方がすごいんです.



階段の登った先に,大きな天窓から光が差し込むようになっています.
特別感ありありです.首が欠けているからこそいい というようなものらしいですが,私は普通に完全体が見てみたいです.


逆に,ミロのビーナスはその凄さが分かりませんでした.
こちらも欠けているからこそいいらしいですが,なぜあんな所からモゲたのだろうと不思議に思いました.


彫像は,一つ一つというより,複数でストーリがあるようなものだと,やはり迫力を感じます.


彫刻なのに,ヴェールを被っている質感を出せていることに感心しました.


相変わらず,ギリシア神話系の彫刻は好きみたいです.




ダークな雰囲気の彫像も結構好きでした.

そしてフロアマップに載っていた有名らしい彫刻達がこちら









わからんww
とりあえず3時間ほど歩き回って,色々見ました.
専門的なことはわかりませんが,私が美術作品を3時間も見て回れたという時点で,やはりすごい作品群なのでしょうね(感想が稚拙ですみません).

ルーブルを後にし,セーヌ川沿いを歩きながら次の目的地サント・シャペル (Sainte Chapelle) へ.


ここで小さな問題発生.
まさかの入場に列ができている,,,他の混雑するところは事前にインターネット予約をしていたのですが,ここはノーマークでした,,,
列はそこまで長くなかったので,20分程度で入れましたが,今日は分単位のスケジュールのため,無駄な時間を浪費してしまいました,,,
で,入ってみると


天井が低い狭めの礼拝堂だけ,,,
え?!これだけ!?いや,そんなはずはない,と見渡してみると,端っこの方に分かりにくい小さな階段への扉が.
その先には




衝撃です.
色々な所でステンドグラスを見てきましたが,圧巻です.
ダントツです.

周囲360°取り囲むステンドグラス,しかもその全体に占める窓の割合の高さ.
呆気にとられました.
多分あほみたいに口を開けて上を眺めていたと思います.
しばしこの空間で久々のゾクゾク感を満喫しました.

サント・シャペルを後にし,すぐ近くのノートルダム大聖堂 (Cathédrale Notre-Dame de Paris) へ.


ご存知の方も多いと思いますが,ノートルダム大聖堂は火事により一部が焼失してしまい,今は中にはいることはおろか,近づくことすらできなくなっていました.

さてここからが,怒涛の観光地歩いて巡ろうのコーナーです.
しかしながらルーブルで完全に足の体力を使い切った私.
フランスに来てからちょくちょく目にしており,モンサンで出会った女の子からも情報をもらっていたこれに挑戦してみることに.


電動キックボードです! 
町の至る所に置いて(放置されて)あり,アプリに登録することでだれでも利用可能.
好きな所に乗り捨て可能です.

調べてみると,やはり色々と問題は起こっているようで,来月から色々と規制がきつくなるとかならないとか,,,で,使用を敬遠していたんですが,もう歩くのは嫌なので,こいつで観光開始です.


サン・ジャックの塔 (Tour Saint-Jacques) の前を通り,


10分弱でカルーゼル凱旋門 (arc de triomphe du Carrousel) に到着.
ここからキックボードを降りて



チュイルリー庭園 (Jardin des Tuileries) を歩きながら


コンコルド広場 (Place de la Concorde)へ.
ここから少し道を逸れて寄り道をします.


マドレーヌ寺院 (L'église de la Madeleine).
ここもあまり有名ではないのですが,評判が良かったので行ってみました.


ここもマリア様が奉られた寺院で,やさしい雰囲気でした.
結構このやさしい雰囲気好きです.

そこからコンコルド広場に戻り,また距離がある移動なので,道端のキックボードをゲットして移動します.


エッフェル塔からも見たアンヴァリッドを横目に,


シャンゼリゼ通りを颯爽とキックボードで走ります.
でも路面が石畳ですので,ガタガタと乗り心地はよろしくありません.


高級ブティック店が軒を連ねるシャンゼリゼ通り,ルイヴィトンの本店もあります.
その終着点.


エトワール凱旋門 (Arc de Triomphe) に到着です.
時間が少し押していたのですが,キックボードのおかげで体力と時間の節約ができたので,凱旋門の真下に行ったりとゆっくり観光しました.

さて,帰る時間です.
まあパリ北駅に1時間前くらいに着けばいいだろうと,のんきに構えていました.
ところが,ここから1番のメトロに乗って,パリ北駅を目指すのですが,1番のメトロの入口がいくら探してもない!
2番でもいけるはずだ!
でも2番の入口もない!
あるのは6番メトロの入口ばかり!
色々走り回ってみるが,やはりない!

時間はどんどん過ぎていきます.
まずい.
とりあえずメトロの駅に行って,駅員さんがいれば確認しようと思い,6番メトロの入口を駆け下りた結果,途中の通路に
「メトロ1番と2番もここです」
みたいな看板を発見.
それは地上の入口に書いておくもんだろ!と突っ込みを入れる余裕もなく,大急ぎで1番メトロに乗りました.
パリ北駅の到着予測はユーロスター発車の40分前.かなりまずい.

パリ北駅に到着し,ユーロスターの乗り場を探すも,駅が広くてすぐに見つからない.
やっとたどり着いた先には出国・入国審査の列.

実はイギリスに入国する時は,検査が厳しいらしく,時間がかかると後から知りました.
結局ホームに着いたのは発車10分前.
かなりギリギリでした.
大急ぎで近くのパン屋さんでパンを買い,何とかユーロスターに乗れました.
ちなみに,帰りは安かったので1等車にしていたことを忘れていて,パンを食べた後に食事が出てきました.

最後がドタバタになってしまいましたが,とりあえず全行程予定通りに進めることができて,色々なものを見て回れたパリ旅行でした.



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