まずは難易度の低い（と考えていた）電車を使ったフランス旅行を計画しました．
色々と事前に調べて，行き先は世界遺産モン・サン＝ミシェル（Mont Saint-Michel）とパリの有名どころに決定．分刻みのスケジュール表を作成しました．
本日の最大の目的は，モン・サン＝ミシェルに到達する事！
早朝から移動を開始する予定だったのですが，，，寝れない．
暫らくゴロゴロしていましたが，一向に寝れないので予定変更．
先に車移動をしてしまおう，ということで，車でロンドン近郊まで走ることにしました．
3時間ほどで到着．
駅の駐車場に車を停め，しばし仮眠をとり，7:30の電車に乗り，ロンドン キングスクロス駅へ．
隣のセントパンクラス駅に徒歩で移動し，パリまで走るユーロスターという電車に乗ります．
ちなみに，セントパンクラス駅も，ハリーポッターに使われているらしいです．
イギリスは（今のところ）EU加盟国ですが，シェンゲン協定には参加していないため，出国時には手続きが必要です．
ですので，ユーロスターに乗車する前に出国，入国手続きをするために，少し早めに着かなければなりません．
余裕をもって1時間30分前に到着したのですが，かなり時間が余りました．
帰りは1時間前でもいいかなと感じたのですが，後々この経験がマイナスに働きます．
無事出国して,2時間30分ほどでパリ北駅に到着．
メトロ（地下鉄）に乗ってモンパルナスMontparnasse駅へ向かい，調べてあったレストランBouillon Chartier Montparnasseで昼食．
イギリスと違い，外食がおいしかったです．
次にモンパルナス駅からTGVという特急に乗ります．
駅に発車10分前に到着．
が，駅が広い！なんとか乗る電車を見つけ，指定席の20号車を目指します．
が，1車両が長い！最後は走って20号車に向かいましたが，間に合いそうになかったので17号車に飛び乗り，電車内を移動して指定席まで行きました．
冷や汗案件１．
1時間30分でレンヌ(Rennes)駅に到着．
ここからはバスです．
事前に確認していた通りに，バス停の表示を頼りに進みます．
が，着いた先のバスロータリーのコレジャナイ感．
近くで同じように迷子っていた日本人観光客の女の子2人と一緒に，地元人っぽい人に聞いてみるも，全力でフランス語で返ってくる．
ただ，「モンサンミッシェル」という言葉は聞き取ってもらえたみたいで，指さされた方向に進むと，本来のバスロータリー発見！
ちょうどバスが来て乗り込むことができました．
冷や汗案件２．
バスの車内では先程の女の子とヨーロッパの情報を交換しながら，1時間ほどで待望のモン・サン＝ミシェル到着．
到着時は，水が引いて干潟が出ている状態です．
モン・サン＝ミシェルには，島のホテルと，その対岸のホテルがあるのですが，私は世界遺産の島で一夜を過ごしたいと思い，島のホテルを予約しました（実はこの予約をめぐって色々あったのですが，長くなるので割愛します）．
ホテルの部屋は，多くのホテルがある大通りからはなれ，島の人たちが住むビレッジと呼ばれる場所の中にあり，より一層世界遺産に宿泊する雰囲気を醸し出していました．
そしてここで嬉しい誤算が．
モン・サン＝ミシェル修道院は19:00までしか入場できないので，次の日の朝行く予定でしたが，そうなると電車の時間との兼ね合いで少し早足になってしまう予定でした．
ところがホテルの人から，今の期間だけは，19:30~23:00までも入場できるという情報を得ました．
夜だと暗くて見にくいかとも思いましたが，予定変更で今日修道院を見学することに．
そこには，，，
まさかのライトアップでした．
ライトアップ好きの私にはたまりません．
しかもただのライトアップではなく，ライトは色が変わり，音に合わせて動き，そして映像が流れと盛りだくさんでした．
そして極めつけは
広間がえらいことになっていました．
これはさすがに写真では伝わりませんが，修道院の大広間が全力ライトアップでした．
本来の修道院の姿や，おごそかな雰囲気が好みの方は昼に行く方がいいと思いますが，私にとっては大当たりの内容でした．
さて，ライトアップに興奮しすぎて，日が沈む前に水の満ちたモン・サン＝ミシェルを撮りに行くはずが，完全に出遅れてしまいましたが，次は夜景を撮影しに行きました．
宿泊しないと見れない，人のいない夜の大通り．
そしてライトアップされたモン・サン＝ミシェル．
カメラの設定をいじりながら，歩き回って色々撮影しました．結構きれいな写真が撮れたなと満足しています．
その後，ホテルに戻り，静寂のなか世界遺産での宿泊を満喫しました．
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