先日のスピード違反のため,本日はスピード講習を受けに行きました.
そもそも道路の走り方とスピード違反についてですが,日本とは結構感覚が違います.
まずこちらの道路は,街中,郊外,街と街をつなぐ道路に分かれている感覚で,それぞれにスピード制限があります.
街と街をつなぐ道路は60 mile/h (約96 km/h ) か70 mile/h (約112 km/h ) で,かなりのスピードです.
それが郊外に入ると40 mile/h (約62 km/h ) になり,街の中心が近いと一気に30 mile/h (約42 km/h ) まで下げなければなりません.
厄介なのが,その30 mile/h の道路標識のすぐ後ろにスピードカメラがついており,一気にしっかりとスピードを下げなければ,このカメラに捕らえられてしまうわけです.
私は結構ゆっくり安全に走る方なのですが,このカメラのことを知らず,徐々にスピードを下げていたところ,カメラに35 mile/hで捉えられてしまったわけです.
カメラによるスピード違反は,制限速度 +10% ± 2 mile/h までは許容範囲と書かれているのですが,30 + 3 ± 2 の許容範囲に収まるはずの 35 mile/h はだめだそうです,,,(なんやら訴えたりすると通ったりもするらしいですが,めんどくさいのでやりませんでした.)
完全に事前調査の不足で捕まりました.
ラウンドアバウトに気を取られすぎてましたね.
スピード違反をした人は,3つの選択肢があります.
① 罰金を£100払い 持ち点からマイナス3点
② スピード講習を£90で受講し,持ち点マイナス無し(3年に1回だけ選択可)
③ やっていないと訴える
相当な証拠がない限り,③は難しいらしいので,基本的には①か②を選ぶことになります.
3年で12点マイナスになると免停となるのですが,私の場合1年しかいないこともあり,点数の心配はあまりしてなかったのですが,せっかくですので,英語の勉強と経験ということで,講習を受けに行ってみました.
講習は4時間なのですが,その中にはグループに分かれてお互いの意見を言ったりする形式などもありました.
新たに知ったイギリスの交通ルールなどもあったのですが,何よりも衝撃だったのは,やはり文化の違いです.
教官が,道路の走行を車内から撮った映像を流しながら,「危険が潜んでいると思われるものを見つけたら,それを叫んでください」と言い,動画がスタート.
途端に
「Pedestriaaaaaaaaaaan!!!!」
「crossroooooooooooad!」
「dooooooooog!!」
「chiiiiiiiiild!!!」
と全員が叫び始めました.
老若男女関係なくです.
普通に驚きました.
驚きながら小さい声で
「ペデストリアン,,,ストローラー,,,」
とか消え入りそうな声でブツブツ言ってみました.
日本では絶対にありえない光景ですよね.
どこに行っても,
日本との文化の違いに驚かされます.
コメント
コメントを投稿